こんにちは、ブラックコーヒー(以後、BC(プロフィール))です。
現在、
- 2級審判で活動中
- 将来、上級インストラクターを目指し勉強中
の両刀で審判活動をやっています。
今回は、フットボールコンタクトとして、
「ショルダーチャージ」
について掘り下げて行きます。
私の学んだ経験談と失敗談が詰まってます!
是非、参考にしてください。
皆さんに質問です。
肩を使ったチャージでファウルになる時はどんな時ですか?
どんな時って言われると、、
そんなお困りの方へ、解説していきたいと思います!
1.肩(ショルダー)の範囲とは
2.肩へのチャレンジ見極め(ファウル有無)
今日のブログを見てもらえれば
シチュエーションに応じたチャージ(肩)判定を学べます!
では、kickoff!!
肩(ショルダー)の範囲とは
図のように解剖学的には
肩甲骨
も含まれます。
肩甲骨の位置を考えると背中では?
と疑問があるかと思います。
しかしながら、肩の範囲は背中の一部分(肩甲骨)を含みます。
この解釈は、JFAの見解です。
納得出来ない方もいるかと思いますが理解しましょう!
背中の一部分(肩甲骨)も肩となる!
肩へのチャレンジ見極め
前段で説明した肩の範囲を理解した上で
下記の映像①・②を確認ください。
ファウル?ノーファウル?
映像①
映像②
映像①、②ともやや後方からのチャージに見えます。
そして、肩の中でも肩甲骨に対するチャージ。
では、ファウルかノーファウルかを判断する見極めを整理しましょう。
見極めた項目、判断を自分の言葉で言えるようにしよう!
肩へのチャレンジ見極め項目
ここでは、背中の一部分(肩甲骨)に対するチャレンジを整理します。
肩甲骨が背中の一部分であるから、全てがノーファウルとはなりません。
その判断材料を整理しなければ、チーム・選手に理解してもられません。
では、項目をピックアップしてみましょう!
- スピード
- 強さ
- 距離
- 意図
- ボールコントロールの優先権
- チャレンジするスピードが相手競技者の安全を配慮されているか。
お互いが同じスピード感か意識しよう。
片方だけが助走がついたスピードだと危ないようね。
妥当性が共感できるチャレンジかを考慮!
- チャレンジする強さが相手競技者の安全を配慮されているのか。
強さを用いる場面も見極める必要があるよ。
客観的に見て妥当でエキサイティングする同調を得る必要が大切!
過剰に安全配慮を意識するとタフなゲームにならないし、退屈な試合にもなるよ。
- 相手競技者にチャレンジする競技者が走り出した位置と接触した位置の距離。
距離が長いとスピードや強さが増す傾向にあります。
逆に距離があっても安全に配慮されたチャレンジであれば理解出来る範囲内となるでしょう。
- 相手競技者にチャレンジする際、悪意、安全配慮、プレーの可能性を判断。
選手、チーム、観客にも理解を得られる妥当性を持って判断しよう!
競技規則だけを当てはめてもダメ!
- ボールと競技者との距離(ボールの優先権)を判断。
- ボールの優先権が同等であれば、強さやスピードが激しくとも正当性が高い。
- 片方(相手競技者)に優先権が高いのであれば、正当で妥当であるかを判断。
強さ、スピード、距離、意図、接触部分を総合判断!
最後に
肩甲骨へのチャージの場合、これまで伝えた項目を意識して判断してください!
絶対に映像で判断してはダメです!。
「同じ事象がJリーグでありましたが、映像ではノーファウルでした。」
こんな、回答はダメですよ!
必ず自分の判断を自分の言葉で伝えましょう。
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