自己紹介
ブラックコーヒーと言います。
現在は2級レフェリーとして活動。
過去に1級受験しました。
このブログは、サッカー審判の初心者から2級昇格を目指す方に向けて配信しております。
少しでも皆さんの審判活動に役立てばと思っております。
記事から得られる物
判断力の向上
この記事では、私自身の経験と研究したものをお伝えします。
『相手競技者を押さえる』
特に手の使用によるものは、永遠のテーマでもあります。
私が1級受験するまでに悩まされた1つです。
これから解説するものを参考にしてレフェリングしてもらえれば、今以上にコントロールが上達します。
参考になれば幸いです。よろしければ最後までご覧ください。
『相手競技者を押さえる』について
競技規則 第12条 ファウルと不正行為
競技者が次の反則のいずれかを犯した場合、直接フリーキックが与えられる:
・ハンドの反則(自分のペナルティーエリア内でゴールキーパーが触れた場合を除く)。
・相手競技者を押さえる。
・身体的接触によって相手競技者を妨げる。
・人をかむ、または人につばを吐く。
・ボール、相手競技者または審判員に対して物を投げる、あるいは、持った物をボールに当てる。
上記の5つは、その行為が発生した時点で反則です。チャージやタックルなどはその行為自体が認められており、不用意、無謀、過剰と判断された時に反則となります。
しかし現実は、そうではありませんよね。笑
5つのポイントとは
下記の5つがポイントです。
意図
俯瞰的
影響度
シグナル
一貫性
今回は #意図 について解説します!
解説:意図
ずるい、卑怯
これを意識します。
ずるい、卑怯を悪意と表現します。
悪意を見抜く力を養うことが最も重要です。
ずるい、卑怯は特定の場面に発生します。
代表的なシチュエーション
・カウンターでの攻守切替の場面
・コーナーキックのゴール前
・空中戦での駆引き
・ドリブルで突破されそうな時
・守備側DF裏にボールが入った時
・球際の攻防
・チャンスとなりそうな展開
『ずるさ、卑怯』が見抜けると、、
試合終盤のコントロールが抜群になります!
なぜなら、
『ずるさ、卑怯』は選手にとって、大きなストレスとなります。
小さなストレスが積み重なり、やがて大きなストレスとなると些細な事で爆発します。
前半は我慢出来ても後半は出来ません。
勝敗が決まる後半中盤には『ストレスが最大』です。
適切な判定はストレスが溜まりません。
ストレスが少ないと選手はプレーに集中します。
これは、家庭、学校、職場でも同じことです。
なので、『ずるさ、卑怯』を感じる物は反則としてください。
些細であっても『ずるさ、卑怯』の行為で得たチャンスやボールキープは反則としてください。
選手は反則にならなかったらラッキーと思って行為を犯してきます。見逃していけません。
後半中盤にファウルが少ないのは主審がコントロールがうまくいった証です!
まとめ
『相手競技者を押さえる』を見極める #意図
『ずるさ、卑怯』の意図を感じとる。これを悪意と言う。
悪意で得たチャンスは、些細であっても反則とする。
小さなストレスが積み重なり、やがて大きなストレスとなると些細な事で爆発します。
選手の心理を掴みましょう!
後半中盤にファウルが少ないのは主審がコントロールがうまくいった証です!
次回は、#俯瞰的 を紹介してます。
let’s #意図
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