「副審のファウルサポート」をテーマに
副審はどんな時に何を意識してサポートすべきなのか
について掘り下げたいと思います。
私の学んだ経験談と失敗談が詰まってます!
ブログ主のブラックコーヒー(以後、BC。プロフィール)です。
よろしくお願いします。
今回のブログ記事を見てもらえれば
自信を持ってファウルサポートを行える!
を知ることが出来ます!
競技規則からの見方
ルールブックに記載されている項目の中で
ボディーランゲージ、コミュニケーションと笛
があります。
その中に、副審に関する記載があります。
抜粋したのが下記の内容です。
ファウル
副審の間近や主審の見えないところでファウルまたは不正行為が犯されたとき、副審は旗を上げなければならない。その他の状況では常に待たなければならず、要求された場合には見解を示さなければならない。この場合、副審は何を見たのか、聞いたのか、どの競技者がかかわったのか、主審に伝えなければならない。
反則のシグナルをする前に、副審は次のことを判断しなければならない。
- 反則が主審の視野外にあったのか、または主審の視野が遮られていたのか。
- 主審がアドバンテージを適用するのかしないのか。
反則が発生したとき、次に留意して副審はシグナルをしなければならない。
- シグナルするときに用いる手と同じ手で旗を上げることにより、主審にどちらの競技者にフリーキックを与えるのかを容易に示すことができる。
- 主審を目で確認する。
- 旗を左右に振る(過度にまたは強く振ることは避ける)。
副審は「ウェイトアンドシー:Wait & See(多少待って、様子をうかがう)技術」を用いてプレーを続けさせ、反則を犯されたチームがアドバンテージの適用により利益を得た場合、旗を上げてはならない。この場合、副審が主審を目で確認することが大変重要である。
副審は、主審の気持ちになってサポート!
自分が主審のつもりで、ファウルサポートすると上手くよ!
あとは、慌てない事!
「ウェイトアンドシー:Wait & See」
ペナルティーエリア内のファウル
特に副審のポジションの近くのペナルティーエリア内において、守備側競技者のファウルが主審の視野外で犯されたとき、先ず副審は、
主審が
どこにいるのか
どのような対応を取ったのか
を目で確認しなければならない。主審が何の対応も取らなかった場合、副審は旗を上げ、ビープシグナルを用いると共にはっきりとコーナーフラッグの方向に移動しなければならない。
「ウェイトアンドシー:Wait & See」が大切!
この場面のサポートは、100%の判定自信と主審が判断ミスをしていると確信が持てる時にしよう!「なんとなくファウルかと・・」ではダメ。
上級副審を目指すなら、
①犯した競技者番号
②反則の種類
③懲戒罰の有無とその理由
を言えるように情報把握しておこう!
コツは、予期予測。事象が起きてからだと情報精度は低下するよ。
ペナルティーエリア外のファウル
守備側競技者のファウルが(ペナルティーエリアの境界線近くの)ペナルティーエリアの外で犯されたとき、副審は、主審がどこにいるのか、どのような対応をとったのかを目で確認し、必要に応じて旗で合図する。
カウンターアタックの状況であれば、ファウルが 犯されたのかどうか、ファウルがペナルティーエリアの内か外か、どのような懲戒の罰則を与えるのか、主審に伝えることができるようにしなければならない。
副審は、反則がペナルティーエリアの外であったことを、
タッチラインに沿ってハーフウェーラインに向かって明らかに動くことで示す。
カウンター時は主審目線の判定が必要!
オフサイドの見極めがない場合は、事象判定に切り替えよう!
ちなみ、こんな情報収集テクニックあるのでご覧ください。
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失敗談
1種の大会では、特に言動に注意しよう!
試合が壊れる可能性が高いカテゴリーです。
私が副審担当した試合で、荒れてしまった話をします。
PK判定の事象。主審はノーファウル判定。ボールはゴールライン越え。
選手同士の接触があり、役員が負傷の程度は判断中の出来事。
正しい情報を持っていた私は、この状況で選手から
「副審、見てたでしょう。ファウルだったよね。」
との問いかけに対して
私(BC)「ファウルだと思うけど」
周りの選手にも私の声が耳に入り
「副審が言ってるじゃん。どうなんだ!」
これが原因で荒れました。
あの時、「主審と確認します。」
と言っていれば問題はなかったと反省しました。
言葉選びは大切です!
「口は災いの元」
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