まずはこの1つを意識!〜ポジショニングに幅を作れない方へ〜

審判

1級受験経験者のブラックコーヒーです。

高総体県決勝、天皇杯県決勝、選手権県決勝、地域クラブ選手権決勝などの主審を歴任。

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プロフィール
BC 当ブログを見て頂きありがとうございます! このブログは、サッカー審判のテクニック紹介がメインです。 私の1級受験に至るまでの経験(数多くの失敗例など)をお伝えし、これから審判にチャレンジする学生や保護者、上級審判を目指す方の参考になれ...

「動きに幅がないな〜」

「争点を見る時、串刺しになってるな〜」

「ARを背にしてるから、シグナルに気づいてないよ。」

こんな事、言われた経験ありませんか?

ありますよね。私は結構言われました。

意識しているのに改善されない。求められる幅が作れない。

私と同じような悩みを持った方へ、改善策をお伝えします。

ボールを常に自分の右手側へ置くようにポジショニングする!

結論です。

これを意識してみてください。自ずと幅が生まれます。

私がアドバイスを受けた経験した上で、1番有効の言葉でした。

「普通じゃん」と思っている方もいるかと思いますが、90分維持出来ますか?

想像してください。

後半アディショナルタイム、1−1のスコア。

バイタルエリア付近、DOGSOの可能性がある事象発生。

距離も遠く串刺しのため詳細を判断が、、、、

ノーファウル? SPA? DOGSO? FK? PK? カード有無は? カードの色は?

むしろ、シミュレーション? 

頭は真っ白。ホワイトアウト。

これが私の失敗談です。

皆さんには、こんな経験や失敗をしてほしくはありません。

ボールを常に自分の右手側に置くようなポジショニングが、試合終了まで必要な理由は分かりますよね。

ここからは、右手側におくポイントをお伝えします。

ポイント1 〜 サイドステップ 〜

サイドステップを活用し、常に左右へのポジション修正を行います。

イメージは、大相撲の行司さんの動きです。

慣れないと、脹脛(ふくらはぎ)はパンパンとなってしまいす。

サイドスッテプ走、バックステップ走もトレーニングに入れてください。

ポイント2 〜 AR(アシスタントレフェリー)を視野に入れる 〜

対角線審判法の基本とも言えます。

特にボールホルダーが相手チームのエリアに侵入した時は必然な事です。

シチュエーションよっては、ARを視野に入れた時にどちらの手で旗を持っているかを確認するように意識してください。

右手にあれば、オフサイドの可能性があると早期に知る事が出来ます。

これを早期に把握出来れば、情報量が増え複雑な判定の際に役立ちます。

ポイント3 〜 予期予測からの動き出し 〜

攻守の切替、空中戦での優越、パサーの視線などを意識してください。

フリーの状態でヘディング出来る選手だったら、次のボール方向を予測して早めに動き出す。

フリーの状態でパス出来る選手だったら、パサーの視線や受け手の位置を予測して動き出す。

他にも意識する事が多くありますが、まずは基本を押えて行うこと。

まとめ

ポジショニングに幅を作るには

「ボールを常に自分の右手側へ置くようにポジショニングする!」

そのポイントは3つ。

サイドスッテプで行司のようにポジション修正

ARを視野に入れる意識

予期予測からの動き出し判断スピードの必要性

少しは参考になったでしょうか?

競技規則には書かれていない、全て私の経験によるアドバイスです。

少しでも、皆さんに役立つ事を願っております。

最後に

気づいた人がいると思いますが、このテーマを解決するには運動量が必要です。

let’s トレーニング!!

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