先輩 「審判やってみない?」
私 「えー、、、無理ですよ。あんなに選手やチーム関係者、保護者などに文句言われて。俺には出来ません。やりません。」
サッカー経験者ならこの気持ちが分かるはず。
ですが、今思うともっと早くやれば良かった後悔。
その良さや魅力をご紹介します。
5つの魅力とは
- 報酬
- 全国各地に行ける
- マネイジメント能力
- コミュニケーション能力
- 人間力
報酬
小学校からプロまで、カテゴリーで違いますが、公式試合行うと一般的に報酬がもらえます。
金額は1試合 1,000円〜100,000円以上。
努力次第では、J1主審担当になると報酬は高額に。
もちろん主審、副審、第4の審判の担当によって違います。
JリーグやJFL以外の一般的な試合では、1,000円〜10,000円くらいです。
もし、1試合3,000円を4試合を担当したら、月12,000円の報酬です。
学生やお小遣い制パパさんには、魅力的な歩合制の報酬だと思います。
全国各地に行ける
47都道府県に行ける可能性があります。
都道府県や地域の強化指定の審判員に選ばれると、研修参加や審判実施のために各都道府県に自己負担無しで行けることもあります。
各種全国大会、国体、高校総体、選手権などなど
JリーグやJFLの担当になると、1ヶ月間で2〜3都道府県に新幹線や飛行機で移動し、審判をすることもあります。
日本中を周り、人と風土を肌で感じられるチャンスがあります。
マネイジメント能力
主審は多くの任務があります。
時間管理、選手やチームスタッフのコントロール、競技規則の適用判断など数多くあります。
そんな難しい場面を言葉一言で、、
納得させる、怒りを沈ませる、信頼してもらう、などなど
これらをうまく出来るとサッカーの魅力が最大限活かされ、多くの方々に感動を与えることができます。
しかし、感動の裏には、審判員として事前準備がとても重要です。全ては準備で決まると言っても過言ではありません。
そして、この能力を職場関係、家庭関係、夫婦関係、組織運営などで活すことが出来ます。
コミュニケーション能力
サッカーの主審が選手と対話するのをよく目にします。
どのスポーツを見ても、これだけ審判と対話出来るスポーツないでしょう。
野球、バスケ、相撲、ラグビー、柔道、剣道などなど、、審判に意見を言うことを厳しく規制してるものが多くあります。
サッカーは両チームと審判を含めて、作られると言えるでしょう。
そんな審判は、サッカーの魅力を最大限に高めるためルールをそのまま施行せず、対話や表情などを用いて選手とチームスタッフをコントロールします。
常に冷静、客観的、俯瞰的に、、公平な判断を行います。
人間力を養える
審判員となれば、人間力を養えます。
2003年、内閣府は「人間力戦略研究会」を設置し、報告書のなかで「人間力」について、次のように定義しています。
「人間力とは、社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」
そして、人間力を構成する要素として、次の3つを挙げています。
1.知的能力的要素…基礎学力、専門知識やノウハウ、学力や知識を継続的に高めていく力、論理的思考力、創造力
2.社会・対人関係力的要素…コミュニケーションスキル、リーダーシップ、公共心、規範意識、他者を尊重しお互いを高め合う力
3.自己制御的要素…1と2を発揮するための意欲、忍耐力、自分らしい生き方や成功を追求する力
まさにサッカー審判員に求められる要素が全て詰まっています。
これらを若い時に学んで行けば、社会人となった時にも有意義に生活して行けることでしょう。お子さんを持つ親御さんは、是非進めてみてください。もちろん、現在、社会人の方もお勧めします。
まとめ
いかがでしょうか。これを読む前に比べて、審判員の魅力が伝わったかと思います。
サッカー審判員を始めると、あなたの魅力がさらに向上します。
このブログでは、競技規則に書かれている以外の経験談を中心に皆様と共有できればと思います。
私が実際に審判を行い、経験したものをご紹介することで、今後の審判活動に活かして頂ければ思います。
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