プロフィール
ブラックコーヒーと言います。
現在は2級レフェリー として活動。
過去に1級受験しました。
このブログは、
サッカー審判の初心者から2級昇級を目指す審判員
に向けて配信しております。
少しでも皆さんの審判活動に役立てばと思っております。
この記事を読む前に注意する事!
相手競技者を押さえる!判断する5つのポイント
のベース事項が書かれています。
下記の記事をご覧ください。
相手競技者を押さえる!判断する5つのポイント Ver.1 #意図
今回はその続き、『Ver.4 #シグナル』 です。
5つのポイントとは
下記の5つがポイントです。
意図
俯瞰的
影響度
シグナル
一貫性
今回は #シグナル について解説します!
過去のポイント記事は下記をご覧ください。
意図 相手競技者を押さえる!判断する5つのポイント Ver.1 #意図
俯瞰的 相手競技者を押さえる!判断する5つのポイントVer.2 #俯瞰的
影響度 相手競技者を押さえる!判断する5つのポイントVer.3 #影響度
解説:シグナル
シグナルを示す、
『タイミング』
が重要となります。
ここでは、ファウルを認識した時に
どんな対応をすべきかを伝えていきます。
まず、ファウルを認識する力を養うことが大前提です。
皆さんは、
Ver.1 #意図
Ver.2 #俯瞰的
Ver.3 #影響度
の記事からファウルを認識する力は養われたかと思います。
ここが整理出来ないと、これから話す内容を活かす事が出来ません。
不安な方は、復習してみてください。
では、ここからが本題です。
結論
いいタイミングで、いいシグナルを示す!
これが全てです!!
まず、シグナルの種類を整理しましょう。
①ジェスチャー
②声
③笛を吹く
④カード(警告、退場)
が代表例です。
シグナルが整理出来ましたら次は、
ファウルを認識した際、考慮すべき事を整理します。
① アウト・オブ・プレーでFK再開(笛を吹く、ジェスチャー)
② アドバンテージ(声、ジェスチャー)
の2つが代表的な判断です。
①と②で共通して最も重要となのが
ジェスチャーです!!
ジェスチャーは笛を吹かずとも
「ファウルがあった」
と事実を周りに伝えることが出来ます。
ですので、まずはジェスチャーでファウルを認識させます。
シグナル 承認されている主審のシグナルについて
Laws of the Game 2020/21
選手やチーム役員が「ファウル!」と叫ぶ前に、
シグナル(ジェスチャー)を示しファウルを認識させる。
これがいいタイミングの1つです。
このタイミングを習得出来ると選手等の信頼を獲得出来ます!
選手やチーム役員が「ファウル!」と叫んだ後では、
ファウルを認識できてないのでは?
声に惑わされているのでは?
と、疑念を持たれる対応すると信頼を得られずコントロール失います。
では、なぜシグナル(ジェスチャー)を先に示し、ファウルを認識させる事が優先されるのかを説明します。
理由は、
競技者にストレスを与えないためです。
ファウルを受けた選手やチームが、ファウルを早期認識出来ないと我々が思っている以上にストレスになります。
なぜなら、チーム戦術に影響が出るからです。
ファウル知った選手の選択肢は、
時間を掛けたいからFK再開獲得したい!
残り時間がないから、簡単には倒れずにプレーを続けるたい!
などなど
具体例では例では、、、
後半の終盤。
勝敗が左右される時間帯(70〜90分)ではリード状況で戦術は変わります。
勝ってるチームは、時間を浪費させたいためFKで再開したい。が、、、
主審が無駄にアドバンテージしても、、
選手は意欲がないためプレーしないためにロールバック。FK再開。時間を掛ける。
このマネジメントだと負けてるチームは、ストレスが溜まります。
場合によっては、悪質なプレーをする事もあります。
いいタイミングで、いいシグナルを示す!
結果、ストレスのない環境を整備する!
選手がプレー専念出来るよう我々は努力しなければなりません。
まとめ
相手競技者を押さえる!を見極める #シグナル
選手やチーム役員が「ファウル!」と叫ぶ前に、
シグナル(ジェスチャー)を示しファウルを認識させる。
いいタイミングで、いいシグナルをする!
選手等の信頼を獲得出来ます!
対立が起こる予防となる!
let’s study!!
ブラックコーヒーのつぶやき
5年使っているけど、ストレッチポールはボディメンテナンスに必要不可欠です。
妻の猫背も改善されてきています!
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