角度を付けるべき状況Ver.3 #審判団の死角なる場所

審判

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ブラックコーヒーと言います。

現在は2級レフェリー として活動。

過去に1級受験しました。

詳しくは下記をご覧ください。

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サッカー審判の初心者から2級昇級を目指す審判員

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経験談をもとにJFAの最新方針を交えテクニックをお伝えします。

この記事を読む前に注意する事!

角度を付けるべき状況

のベース事項が書かれています。

下記の記事をご覧ください。

 角度を付けるべき状況 #串刺し 

代表的な5つの状況

下記の5つが代表的な状況です。

 #串刺し

 #複数の選手が重なる場所と場面

 #審判団の死角なる場所

 #選手が意図的に反則を犯す場所と場面

 #両ベンチ前の反則

今回は 

 #審判団の死角なる場所

について解説します!

過去のポイント記事は下記をご覧ください。

 角度を付けるべき状況 #串刺し

 角度を付けるべき状況Ver.2 #複数の選手が重なる場所と場面

解説:審判団の死角なる場所

対角線式審判法について

審判団は基本、対角線式審判法を採用し行動します。

主審は黄色の対角線を軸として幅広く動き、副審と異なった角度からプレーを監視する。

この対角線式審判法の利点は5つ

①プレーを主審と副審で挟んで、異なる角度から監視することにより、より正しい判定を行うことができる。

②競技のフィールドのどの場所でプレーが行われても、3人の審判員の内、誰かが比較的近くで監視することができる。したがって、逆襲などの速い展開においても、3人とも決定的にプレーから離されることは少ない。

③オフサイドの監視が容易である。

④得点を含め、ボールの全体が競技のフィールドの外に出たときの判定が、比較的近くで、より的確にできる。

⑤いたずらに動く必要がなく、余力を持ってゲームコントロールを行うことができる。

①〜⑤は、昇級試験にも出題されてこともあるので覚えておきましょう。

死角

緑枠に注目してください。

この枠内は、死角となることが多い場所です。

緑枠の四角位置に関して

この位置は、選手の重なりが多い上に真横すぎる監視のため想像以上に上手く監視出来ません。

ベストは斜め方向から監視すること見落としが少なくなります。

また、第四の審判員と両側から監視することでミスが減ります。

副審は、この位置は近すぎる上にオフサイドの監視もあるため非常に困難を極めます。

両ベンチから近いために判定ミスが起こるとゲームコントロールを難しくする場合があります。

緑枠の丸位置に関して

矢印方向に攻撃している場合は、死角となります。

見えているのに、近くにいるのに、見えていない。

これが死角です。

距離が近すぎて、他に監視する重要なものがあると、

見えないものです。

副審の心情

この場合、副審は監視することが多くあります。

シンプルに3つ

 オフサイド

 ボールのインアウト

 ファウルサポート

この3つを監視するのに

ゲーム展開、対象選手、ボールのラストタッチ、主審に位置に集中しています。

このことをしっかり把握して主審はゲームコントロールしてください。

まとめ

見えているのに、近くにいるのに、見えていない。

これが、死角です。

副審の状況次第で、距離が近くても見えないことがあります。

主審はこの事を十分理解して副審と協力してください。

試合前の打合せで監視の役割分担を解決できます。

ブラックコーヒーのつぶやき

ミドルモデルで十分みたい。

買おうかな。

欲しい。

箱根駅伝後はいつもこうなる。

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