プロフィール
ブラックコーヒーと言います。
現在は2級レフェリー として活動。
過去に1級受験しました。
このブログは、サッカー審判の初心者から2級昇級を目指す審判員に向けて配信しております。
少しでも皆さんの審判活動に役立てばと思っております。
この記事から得られる事
マネジメント力を養います。
今回はコミュニケーションから信頼関係の導き方を紹介します。
この記事を読み終えた時には、皆一人ひとりがリスペクトし合える良好な関係性を築けると思います。
結論:選手を名前で呼んでください!
これが結論です。
では、解説にいきましょう。
概要
選手を注意する場面は、1試合を通じて数回あるかと思います。
ここでは、注意したい選手に対してのコミュニケーションにフォーカスしてお伝えします。
皆さんの中には、
「注意が必要な場面とは?」
「注意のタイミングは?」
「注意と警告の境目は?」
など、具体的な部分にフォーカスしたものを期待した方もいるかと思います。
それに関しては、また別の機会に紹介したと思います。
シチュエーション
では今回のシチュエーションです。下記の図を確認ください。
攻撃側:黄色人形、守備側:赤コーン
事象説明
試合時間 前半20分
攻撃側のボランチが味方(RSB)からパスを受ける。
守備側ボランチが勢いがある状態でプレス。
攻撃側のボランチはパスを受けた際、背後からチャージ受け転倒。
主審判断
「やや遅れたタイミングとスピード感のあるチャージ」と判断しファウルと判定。
この選手は、同じようなファウルを前半10分にも行っていた。
同様のファウルで受けた攻撃側チームは、不快感を抱く可能性があるのでゲームコントロール上、注意が必要と考え注意します。
皆さんは、どのように注意しますか?
私は色々と失敗しました。
※ここで言う失敗は効果的な注意にならなかった事を意味します。
自分より年齢が高い選手、経験値が高い選手、元プロ選手、性格の気性が強い選手 などなど。
そんな時に有効な声掛けがあります。選手を呼ぶ際、
名前で呼んでください!
「〇〇選手、こちらへ」
呼ばれた選手は、「ドキッ」とします。
「何で名前知ってるの?」
「ヤバイなぁ〜」
「俺のこと監視てたのかな」
さほど面識がない審判から名前で呼ばれ注意を受けた選手にとってはインパクト大です。
名前が分からない場合は、選手を呼んで本人から名前を聞くのも1つです。
リスペクトさえる前にリスペクトしましょう。
選手は囚人ではありません。番号で呼ばれるとイラッとします。
ファウル判定に疑問を抱いた状態の選手が審判から「何番こっちへ」と言われても素直に聞き入れてもらえません。
聞いてもらうには、どうするか。
そのためには、同じピッチに立つサッカーファミリーとして、選手への敬意を払うべきです。
リスペクトされる前にリスペクトしましょう。
そうすれば、自ずとリスペクトされ、より効果的なコミュニケーションを図れます。
これがマネジメントです。
現在、1級合格するには、マネジメントは必須事項です。
この課題をクリアするには、人間力の成長が必要不可欠です。
サッカー以外のところから自分の成長も高めましょう。
重要:伝えたいこと
レフェリーとして大切なことは、、、準備すること!
準備していないことは実現しない。
準備していないから、不安が生まれ、そしてプレッシャーの原因に、、
プレッシャーは、準備不足の自分が作り出している。
let’s 準備!!
ブラックコーヒーのつぶやき
改めて大切だと思うケアトレーニング。
筋膜リリース。
アップ前、試合後のケア。
怪我防止に役立ってます。
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