「第4の審判」をテーマに
第4の審判がどんな役割を果たすのか
について掘り下げて行きます。
私の学んだ経験談と失敗談が詰まってます!
是非、参考にしてください。
ブログ主のブラックコーヒー(以後、BC(プロフィール))です。
よろしくお願いします。
- 2級審判で活動中
- 将来、上級インストラクターを目指し勉強中
の両刀で審判活動をやっています。
今回のブログ記事を見てもらえれば
- 自信を持って役割を果たせる!
- 上級主審と組んでも不安なし!
を学ぶことが出来ます!
では、キックオフ!
競技規則〜第4の審判〜
競技規則では、下記のとおり記載されています。
競技規則に記載されている以外の事も後ほど紹介するね!
審判団の打合せ
審判員は、毎回同じメンバーで担当するとは限りません
そのため、担当する審判員4名の共通認識はとても重要となります。
この共通認識が出来ないと、突然起こるアクシデントに対応出来ません。
- 担当審判員の共通認識を再確認し、言葉にして共有しよう!
- トラブルは発生するものだと想定し、いざ発生しても円滑に対応しよう!
- 審判員の運営(マネジメント)ミスはサッカーを退屈にさせてしまう!
- 全ては選手のため。この本質を理解出来れば、主審としてすべきことは見えてきます!
ボード使った打ち合わせは視覚化されるので共有に便利だよ!
第4の審判の役割
- 負傷等の対応
- 交代の対応
- ベンチコントロール
- アディショナルタイムの確認
- 判定補助
代表的な内容をピックアップしたよ。
ここからは各項目を解説するね。
- 役員のみを入れる合図
主審は腕を真上に伸ばし、手のひらを自分に招くようにし合図します。
- 担架を入れる合図
主審は担架を持つポーズを行い、合図します。
頭部負傷や重傷と感じたら、担架要員に準備を促す!
主審の合図がきたら速やかにピッチに入れるよう、チームスタッフにも声がかけよう!
- 出血時の対応
止血確認をチームスタッフにしてもらましょう。
また、ユニホームに付着した血液は水で洗い流してもらう。可能な範囲でOK!
止血を確認出来たら主審の許可を得て復帰させる。
インプレー中の復帰も可能です。
その際、復帰した選手が攻守の優越に影響がない場面で復帰させましょう。
第4の審判員は主審へのタイミングよく声掛けしましょう!
- 応用編
タッチライン付近でプレー中、アクシデントで足を痛めた選手。
主審の視野外でフィールドの外に出た場合、
アシスタントレフリーや第4の審判員で外に出る事を承認しましょう。
その選手や役員には、必ず主審の許可を得て復帰するよう伝えましょう!
警告の対象になるので注意だよ!
審判団のアップ時間に、第4の審判員は担架要員と打合せしよう!
「主審の合図の共有」
「担架員で負傷者搬送の練習」など
搬送練習は
・リーダーを決めて、声をかけ等の主導を行わせる。
・実際に人を乗せ重さ等を体感させる。
- メンバー表の確認
必ずメンバー表に記載された登録選手であるか確認。
もちろん、用具確認も行う。社会人は特に注意が必要!
(例)指輪、ピアス、ネックレス等
交代選手及びチーム役員にも確認しよう!
交代用紙に記載された背番号と選手名が違う時があるよ!
- 交代ボード
基本は、両面をアウト選手の番号を作成。
交代ボードが1つしかない場合、
複数の選手の同時交代は口頭(声)可能。
背中を主審に向けてもらえると助かることもあるよ!
インアウトのボードの場合
イン選手の番号はユニホームで容易に分かるので交代用紙が来る前に作っておこう!
- 交代合図
ハーフラインとタッチラインの交わる所で実施。
その位置にいるだけでは、交代とは認識しない。
ボードや腕を上げた時のみ交代合図と主審は認識する。
チーム戦術からCKやFKの終了後に選手交代することがあるよ!
チームスタッフに声掛けしてから交代合図をするのも1つ!
あと、負傷者や懲戒罰の処置中は交代合図をやめよう。
優先度と重要度の見極めが大切!!
- 異議や暴言
誰が何を言ったかを確認。
- 選手管理
ビブスの着用やアップ以外の行動(常時、立ち上がっているなど)
ベンチコントロールに関して、奥が深く人間力が求められます。
改めて別記事で紹介したいと思います!
4.アディショナルタイム
- サインの確認時間
主審は前半後半終了時の概ね1〜2分前に第4の審判員へサインを送りましょう。
第4の審判員は3分前にゴールラインとハーフラインの交わる所で待機。
交代ボードを持って主審からの時間サインを待つ。
主審のサインを時間をボードに表記し、主審からのOKサインで確定。
終了時間に合わせて掲示。
事前に予想時間を作っておくとスムーズだよ。
例えば、片面に2分、裏面に3分。
主審と合致していらたベストだね。
- 時間のシークレットサイン
数字を書く場合や腕の位置で表現する場合などある。
腕の場合(指で数字を示す状態で腕サイン)
1分:真上(12時の方向)
2分:真横(3・9時の方向)
3分:真下(6時の方向
4分:手を胸に当てる
5分:腕を前に突き出す
6分以上:口頭&数字を書くなど
※OK、時間上げ、時間下げのサインも確認しておく。
- 主審からサインがない時
万が一、サインがなかった場合はAR1(副審)と確認して決定。
掲示後は、ボードにアディショナルタイム作成したままの状態にして主審に見えるように立てかけておきく。
主審は掲示された時間すら確認できない場合がある。
掲示した時間を主審へ見せる意味で机や椅子に立て掛けておこう。
5.判定補助
第4の審判員前(本部前)は主審と副審1から見えにくい状況があります。
反則、タッチジャッチなど
その場面では、レフェリーと同じようにシグナルしてもらえると主審は正しい判定ができる。
100%と正しい情報のみ伝えよう。
予想、多分なら表示しない!
・主審がボールを要求
主審は両手でボールを描く!(朝の情報番組:ZIPポーズ)
その際は、第4の審判は予備ボールを主審へ渡しましょう。マルチボール(フィールド周りにボールが配置されている)でない場合に用いることが多いです。
・飲水タイムのサイン
主審が飲水タイムを忘れていそうな場合、サインしましょう。
(例)飲み物を持つ
飲んでるポーズ
最後に
第4の審判は重要な役割です。
ただ、交代ボードを掲げるだけではありません。
ゲームマネイジメントに大きな影響を与えるポジションです。
ショート、シンプル、クリアな対応が試合を盛り上げます。
結果、試合に関わるすべての人がいい試合だっと感じます。
今回紹介した内容は、基本的なものですが4種(小学校)からプロまで通用する内容です。
参考になるものがあれば採用し、これからの「第4の審判」の割当に活かしてみてください。
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