「第4の審判」をテーマに
ベンチコントロール
について掘り下げて行きます。
私の学んだ経験談と失敗談が詰まってます!
是非、参考にしてください。
ブログ主のブラックコーヒー(以後、BC(プロフィール))です。
よろしくお願いします。
- 2級審判で活動中
- 将来、上級インストラクターを目指し勉強中
の両刀で審判活動をやっています。
今回のブログ記事を見てもらえれば
- 第4の審判のコミュニケーション
- 第4の審判としての自信持つ
を学ぶことが出来ます!
では、キックオフ!
復習
まずは、前回の復習をしましょう。
下記の記事をご覧ください。
第4の審判員の心がけ
- 選手・スッタフ・審判員が試合に集中できる環境を作る。
- 監督やスタッフと対立しないような環境を自らが整える。
- ダメなものはダメ
責任ある態度で行動しないチーム役員に対して、退席処置をとる。
※第4の審判員が目立つ試合は、面白さが半減する。
主審は笛でコントロール。
プロ仕様のバルキーンを手にしてみては?
審判のコミュニケーション
- 「リスペクト」の思いを表現する
- 「態度」「言葉」の引き出しを増やす
- ミーティングや試合前に相手に良い印象を与える。
笑顔・仕草・態度・服装・握手etc
人間は6割が目からの情報
相手に「任せてもいいな」と思わせることが重要!
- スタッフ・選手を名前で呼ぶ。
名前で呼ばれると・・・
「自分のことを知ってる」
「親近感」
番号だと囚人?温かくないよね。
- 「ありがとうございます」笑顔でお辞儀や手で合図
「○○(選手)さん、ビブスお願いします」
「(スタッフへ)選手にビブス着させていただけますか」
こんな場面で、第一声から上から目線でと不信感を抱かれることも・・。
第4の審判のマネジメント
テクニカルエリア
- テクニカルエリアをよく出て指示を出してしまう監督の場合
【目的:エリアに止まってもらうこと】
「話くを聞くのでテクニカルエリアまで戻ってもらえますか?」
相手の感情とストレスを見抜くことが大切
負傷者
- ピッチ内で負傷者が発生した場合
【目的:素早い対応で信頼を得る】
チームスタッフとどんな声を掛け合うか
「痛そうですね。」
「負傷の確認してますので、お待ちください」
共感と素早い対応が信頼に深みを与える
交代
- 交代のタイミングでFKやCKが発生した場合
【目的:適切な判断で相手の戦術を邪魔しない】
「○○さん(監督)、交代どうします?」
「今のタイミンングで交代します?」
絶妙なタイミングで聞かないと・・・
ストレス増強。失点でもしたら信頼関係は崩壊。
異議
判定が正しい場合
- 監督が判定に対して異議を唱えた場合
【判定が正しい場合】
「私もファウルだと思います」
「私もRだったら同じ判定をします」
こちらに落ち度がないので、Rの判定を通す。
言葉は柔らかく、冷静に、でも毅然として。
判定がグレーの場合
- 監督が判定に対して異議を唱えた場合
【判定がグレーの場合】
「Rの角度からはファウルに見えると思います」
「こちら側と見え方が違うようですよ」
「今のは難しい判定ですね」
判定に白黒つけるのではなく、見え方や角度、難しさ
に論点を切り替える。
明らかな間違いの場合
- 監督が判定に対して異議を唱えた場合
【明らかな間違いの場合】
「○○(監督)さんの思いをインカムで(ハーフタイム)伝えます」
「話を聞きますので、テクニカルエリアだけは守っていただけますか」
怒りが静まるように対応。
ある程度の距離感・そばに近づきすぎない。
裏技として・・
- そばに行かない。
- 見てみないふり。
- 交代ボードを見ているふり。
退席処分
- 監督が判定に対して異議を唱えた場合
【明らかな間違いの場合】
「○○(監督)さんの思いをインカムで(ハーフタイム)伝えます」
「話を聞きますので、テクニカルエリアだけは守っていただけますか」
怒りが静まるように対応。
ある程度の距離感・そばに近づきすぎない。
裏技として・・
- そばに行かない。
- 見てみないふり。
- 交代ボードを見ているふり。
- 監督が判定に対して異議を唱えた場合
【退席処分の場合】
監督やスタッフの言動を競技規則に照らし合わせて、適切な処置をとる。
適切な処置をするために、Rチームとして先手を打っておくことも必要。
先手の打ち方
「今のは、質問ですか?それとも異議ですか?異議でしたら・・・」
「これ以上同じ発言を続けますと退席処分になりますよ」
「監督さん、これで最後の注意です。次は退席処分になりますよ」
裏技として・・
- 〇〇さん→○○監督→監督 の順に言うと本気度が伝わる。
最後に
第4の審判員としてできること
・4TH前のタッチジャッチ
・ボールの管理
・担架要員
・試合の記録
・交代 etc
かゆいところに手が届く→気遣い
第4の審判は「気遣い」が重要!
フィールド外での生活行動が大切。
人間力の向上を高めよう。
今回紹介した内容は、基本的なものですが4種(小学校)からプロまで通用する内容です。
参考になるものがあれば採用し、これからの「第4の審判」の割当に活かしてみてください。
この本は競技規則(ルールブック)に書かれていない審判スキルがたくさん載ってるよ。
ぜひ一度してみてください。
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