「主審の判断」をテーマに
アドバンテージ採用直後にオフサイド!?
について掘り下げて行きます。
- アドバンテージの再確認。
- ロールバックかオフサイドかの判断材料を理解。
- 毅然とした説明が出来る。
を学ぶ事が出来ます!
ブログ主のブラックコーヒー(以後、BC(プロフィール))です。
よろしくお願いします。
このブログは、私自身の経験談と失敗談が詰まってます!
よろしければ是非、参考にしてください。
事象内容
- QAチーム(赤)7番が相手ゴールに向かってドリブル中、後方から追いかけてきたBチーム(青)6番に体を押さえつけられる。
Aチーム7番は体を押さえられ体勢が崩れるも、前方に位置するAチーム10番にパス。
主審はアドバンテージは判断しコール&シグナルを実施。
Aチーム10番はパスを受けドリブルするも、副審の旗が上がる。
主審が取るべき判断は? - A
まずは、自分で考えましょう。
解説は下記へ。
【結論】ロールバックしファウル判定!FKで再開!
ロールバックしファウル判定!FKで再開!
ここで満足しないでください。
結論を知ってもその判断に至るまでのプロセスを理解しなければ意味がありません。
自分自身の言葉で説明出来きれば、毅然とした対応にも繋がります。
毅然とした対応がリスペクトされる一歩。
では、下記の内容から共に学びましょう。
アドバンテージとは
反則があり、反則をしていないチームがアドバンテージによって利益を受けそうなときは、プレーを継続させる。しかし、予期したアドバンテージがそのとき、または、数秒以内に実現しなかった場合、その反則を罰する。
主審は、反則が起きたときにアドバンテージを適用することができるが、アドバン テージを適用するのかプレーを停止するのかを判断するうえで、次の状況を考慮する。
- 反則の重大さ。反則が退場に値する場合、反則直後に得点の機会がない限り、主審はプレーを停止し、競技者を退場させなければならない。
- 反則が犯された場所。相手競技者のゴールに近ければ近いほど、アドバンテージ はより効果的になる。
- すばやく、また大きなチャンスとなる攻撃ができる機会にあるか。
- 試合の状況(雰囲気)
文字だと複雑。
目から情報を入れよう!百聞は一見に如かず!
「予期したアドバンテージ」の可否の判断
- Q予期したアドバンテージとは?
- A
ゴールチャンスの可能性が高い場面・状況になること!
これを意識してアドバンテージの適合を判断しましょう。
俯瞰的に判断。
周りも納得するような決断が重要。
会場の雰囲気が異様だと主審の判断が試合とマッチチングしていない可能性があるよ。
なぜロールバックを判断したのか?
ファウルによってパスタイミングをずらされ、オフサイドとなったため。
これを理解しなければなりません。
アドバイス
- 出来ればロールバックせず、ウェイトアンドシー(Wait and See)。
直訳すると、「多少待って、様子をうかがう」となります。
思わず判断し笛を吹きたくなるよね。
冷静に状況を伺ってから判断しても大丈夫。
- AR(副審)のフラッグ(旗)が右手にあるか確認。
左手から右手に持ち替えられていれば、オフサイドポジジョンと認識できる。
副審は常時、左手で旗を持っているんだよ。
最後に
皆さんは、今回テーマの黄色枠の反則が懲戒罰に該当すると考えますか?
次回のテーマで共有したいと思います。
試合終了後の審判反省会で、事象の判断理由をインストラクターから問われた時に説明出来ますか?苦手な方は、下記記事で復習しましよう。
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