笛の強弱と長短でメッセージ
笛の強弱と長短を工夫すべき場面は、下記のとおりです。
ファウルの位置
ファウルの質が同じ場合でも、バイタルエリアやペナルティーエリアなどでは力強さを持たせる。
力強さが必要な場面で笛が弱いと、判定に自信がないと思われるので注意。
ファウルの質
ファウルの位置が同じ場合でも、ファウルの質が悪い場合は強さや長さを持たせて選手や周囲に伝える。
イエローカード事象時の笛と違いを持たせましょう。同じ音色だと周囲にカード有無に迷いがあると感じさせてしまいます。
懲戒罰(警告、退場)
イエローカードやレッドカードでは、笛の音色に違いを持たせましょう。
試合を観ていなくとも笛の音色で内容を伝えること意識しましょう。
注意
注意の内容で笛の音色を使い分けましょう。笛を使用する前に声掛けをするのも一つです。
全体に周知させたい時は笛にしましょう。もし注意した後、イエローカードを出しても納得と同調が得られます。
再開の合図
再開の合図は、明確にしましょう。ゲームコントロールに著しい影響を及ぼします。
笛での再開なのか、そうではないのか。周囲や選手にしっかりと伝えましょう。
必要最低限のボディランゲージ、声がけで周知させましょう。
その他
笛は、2種類を携行しましょう。例えば、バルキーンとドルフィンなど。
試合会場の環境では、フィールドが隣接します。
隣のフィールドの音が影響する可能性があります。
笛の音色を変える事で、円滑なゲームコントロールが出来ます。
まとめ
主審のみが使用可能なのが笛です。
主審は、こだわりを持って笛を使用する必要が重要です。
笛の強弱、長短、タイミングが不適切だと周囲に与える主審の印象を著しく低下させます。
自信、不安、迷いが周囲に伝わってしまいます。
そのため主審は、「笛の扱いを追求」する必要があります。
追求の結果、
品位品格、権威威厳及び公平公正
を示す事が出来ます。
選手がサッカー競技に集中出来る環境作りをするのが審判員の役割です。
一緒にベストなコントロールを追求しましょう。
let’s 笛トレ
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